<Important My Truth>
 それを感じたのは何時(いつ)だったのか分からない
 それを思ったのが何なのかも分からない

 前にあったのは大きな壁
 後ろにあったのは見えない谷

 右にいたのは正直な逃げ腰
 左にいたのは嘘で固めた意地

 上を見れば涙をこぼした空
 下を見れば汚れ切ったくつ

 何もかも自分が選んだ道の先
 何もかも自分で避けた心の声

 一度だけ目を閉じて
 一度だけ頬を叩いて
 一度だけ息を吸って
 一度だけ拳を握った

 やっとの思いで目を開き
 やっとの思いで音を聞いた

 そうしたらそれは全て幻だった
 そうしたらそれは全て真実だった

 そこまで来てやっと気づいた事
 そこまで来てやっと理解した事

 それは何一つゆずれない物
 それが本当に大切な僕の真実だった